「また先輩に理不尽な怒られ方をした…」
「人によって言うことが違うから、どう動けばいいか分からない」
「毎日きつい言葉をぶつけられて、もうOT向いてないのかな…」
リハビリ室という閉ざされた空間で、逃げ場もなく先輩OTから理不尽に叱られると、本当に心が折れそうになりますよね。
「自分が仕事ができないからだ」と自分を責めて、毎朝出勤するのが憂鬱になっている方も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。あなたがそこまで深く傷つく必要はありません。
なぜなら、その理不尽な説教の本当の理由は、あなたのミスではなく「先輩自身のキャパオーバー」や「職場の構造」にあるケースがほとんどだからです。
この記事では、私自身も数々の“理不尽”を経験し、現在は先輩OTの立場になった筆者が、以下の内容を徹底解説します。
- 先輩になって初めて分かった「理不尽な指導」の裏事情
- 人格否定や八つ当たりから心を守る「最強のスルー技術」
- 人によって言うことが違う先輩への「賢い立ち回り方」

この記事を読めば、きつい先輩の言葉を冷めて見られるようになり、明日からの仕事が少しだけ楽になるはずです。大切なあなたの心を守るために、ぜひ最後まで読んでみてください。
OTの現場でよくある「理不尽な叱られ方」
人によって指導内容が違う(A先輩とB先輩の板挟み)
「A先輩の指示通りにやったのに、B先輩から『なんでそんなことするの?』と怒られた」というのは、リハビリ室で最も頻発する理不尽です。
組織としての評価基準や指導方針が統一されていないため、若手が派閥や個人のこだわりの犠牲になってしまいます。
業務上のミスではなく「人格否定」や「八つ当たり」
「向いてないから辞めれば?」「バカなの?」といった言葉は、指導ではなくただの感情の発散です。
ミスを修正するための具体的なアドバイスがなく、言葉の刃だけをぶつけてくるケースは、立派なパワーハラスメントと言えます。
先輩精神科OTになって分かった、あの「理不尽」が生まれる3つの裏事情
自分が後輩を指導する立場になって、そして精神科領域で働くようになってようやく当時の先輩たちの「異常なイライラ」の正体が客観的に見えてきました。決して先輩を擁護するわけではありませんが、理不尽が生まれる背景には以下の構造が考えられます。
① 先輩も「指導のやり方」を教わっていない
OTはリハビリの専門家ですが、「教育のプロ」ではありません。
多くの先輩はまともな指導研修を受けておらず、「自分が新人の頃にされてきた厳しい指導(根性論)」をそのままトレースしています。
どこをどう直せばいいか言語化できないため、手っ取り早く怒鳴って支配しようとしてしまうのです。
② 上からのプレッシャー(ストレスの連鎖)
理不尽に怒る先輩の背後には、さらに数字やリスク管理に厳しいリハビリ科長やドクターがいます。
「お前の指導している新人のカルテが遅い」「インシデント対策はどうなってる?」と上で詰められた焦りとストレスが、一番言い返せない新人に八つ当たりの形でスライドしているのです。
③ 「患者さんの安全」という重圧でキャパオーバー
OTの現場は、一歩間違えれば患者さんの転倒や骨折、最悪の事態に繋がります。
先輩自身も自分の担当患者を抱えて必死な中、後輩の危なっかしい動きが見えると脳のキャパシティを超えてしまい、「危ない!」という恐怖心が「きつい暴言」として出力されてしまいます。
理不尽な先輩から心を守る「最強のスルー技術」と立ち回り
理不尽な相手に正面から向き合って傷つくのは時間がもったいないです。明日から使える「大人の受け流し方」を実践しましょう。
「はい」と返事をして、心の中でシャッターを下ろす
理不尽な説教が始まったら、反論せずに「はい、すみません」とだけ言って、頭の中では今日の晩御飯のことでも考えましょう。
言い訳をすると火に油を注ぎ、説教が長引くだけです。「議論を早く終わらせる」ことだけを最優先にしてください。
「感情」と「アドバイス」を脳内で切り離す
先輩の怒鳴り声(感情)はすべてゴミ箱に捨てましょう。
その中に1割くらい含まれているかもしれない「業務上の正しい指摘(例:リスク管理の視点など)」だけを脳内で抜き取り、自分の成長の糧にします。
「メモ」を盾にして板挟みを防ぐ
人によって言うことが違う対策として、指導された内容は必ず「〇月〇日、A先輩より〇〇と指導あり」と名前付きでメモに残します。
別の先輩に怒られた時は、「私の確認不足でした。以前、A先輩から〇〇とご指導いただいたのでこのように動いてしまいました。今後はどちらを優先すべきか、相談させていただけますか?」と、メモをベースに冷静に確認しましょう。
まとめ:理不尽な先輩は、あなたの人生に責任を持たない
先輩になって分かったのは、「理不尽に怒る先輩も、実は余裕がなくて必死なだけの、ただの未熟な人間だった」かもしれないということです。
あなたの能力が低いから怒られているのではありません。職場の環境や、先輩のキャパオーバーが原因です。
理不尽な先輩のご機嫌取りにエネルギーを使うのはやめましょう。それを続けていると、「こいつは良いストレスの吐口だ」と味を占めてエスカレートしてしまいます。
大切なのは、目の前の患者さんが良くなること。
「この人は反面教師。自分は将来、絶対にこんな先輩にはならないぞ」と冷めた目で割り切り、自分の成長のためだけに集中していきましょう!


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