【実体験】「人が苦手」は精神科OTなら強みになる!内向的セラピストの戦略

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「作業療法士(OT)になったけれど、実は人が苦手で毎日しんどい……」
「リハビリ中の雑談や、他職種とのコミュニケーションで心がすり減ってしまう……」

そんな風に悩んでいませんか?

「OT=おしゃべり上手で患者さんを元気に引っ張る存在」というイメージが強い世の中。
内向的で人が苦手な自分は、この仕事に向いていないんじゃないかと落ち込むこともありますよね。

でも、諦めるのはまだ早いです。
結論から言うと、「人が苦手」という性質は、精神科領域のOTにおいては圧倒的な『強み』になります。

今回は、対人不安を抱えながら精神科OTとして働く私が、現場で実感している「居心地の良さ」と、内向的セラピストとしての生存戦略をお話しします。

raco.
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実は私も人に疲れやすい体質ですが、精神科勤務が続けられています。

なぜ「人が苦手」が精神科OTの強みになるのか?

身体障害領域などのリハビリでは、誰とでも話せるコミュニケーション力や、はつらつとしたエネルギーを求められる場面が少なくありません。しかし、精神科の世界は異なります。

① 「喋らない(沈黙)」が治療になる

精神科の患者さんの中には、過剰なコミュニケーションや、明るすぎるハイテンションな関わりに疲れてしまう方が多くいます。

そのため、無理に喋りかけずただ静かに隣にいる。この「静かな関係」こそが、患者さんに最大の安心感を与える治療的アプローチになります。隣に座って本を読んでいるだけでも、介入になることだってあるのです。

② 抜群の「観察力」を発揮できる

人が苦手な分、私たちは周囲の状況や人の顔色をよく見ています。

  • 「今日はいつもより視線が下を向いているな」
  • 「話し方がいつもより刺々しいな」
  • 「AさんとBさんは仲悪そうだな」

この繊細な観察力は、精神科OTにとって何よりの武器になり、人より一歩早い対応ができることが多々あります。

③ 「人が苦手」な患者さんと同じ温度感でいられる

精神科の患者さんは人との距離感に悩んでいたり、人との摩擦に疲れていたり、状況は様々ですが「人が苦手」と感じている方がたくさんいらっしゃいます。

この「人が苦手」という感覚は、言葉でうまく説明できるものではなく、人が苦手と感じない人には分からない感覚なのです。

そんな時に、治療者でありながら人が苦手であるという特性を持つOTがいれば、高い共感力につながりますし、患者さんの人アレルギーを軽減したり、あえてそこには触れずにそっと置いておく判断だってできるのです。

内向的セラピストの現場での工夫

とはいえ、仕事である以上、人間関係のストレスをゼロにはできません。私が現場で実践している「心をすり減らさないための戦略」を3つ紹介します。

①味方になってくれそうな職員を見つけておく

人の苦手さが活かせる領域ではありますが、反対に攻撃的な患者さんと出会ったり、時には職員である場合もあるでしょう。

そのため、全てを1人で抱えることはまず困難です。

自分の性格を理解し、そっと見守ってくれる同僚や先輩を1人か2人見つけておき、普段から頼りやすい関係を作っておくことがポイントです。「実はこういう場面が少し緊張して…」と事前に伝えておいたり、「今日はこんな辛いことがあって…」と自己開示しておくと相手も気にしてくれるでしょう。

②一人の時間も大切にする

他者と接することで消費したこころのエネルギーを、一人の時間で充電する工夫も有効です。

車内や近くの公園など、できるだけ一人になれる空間があればベスト。

raco.
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私の職場は職員が少なく、交代で休憩に入れるので、必然的に休憩室は一人の空間になって最高。これから職場を探すOTは職員数も気にしてみると良いですね。

③しんどい時は自分も精神科の力を借りる

患者さんを支える仕事は決して楽なことではありません。周りは当たり前のように人と関われているけど、人が苦手な私たちにとってはとても負担の大きい仕事なんです。

「人の苦手さ」の程度は人それぞれですが、苦痛感が強ければ迷わず精神科を受診してみてください。「こんなことで行ってもいいのかな」と迷っているあなたほど、真面目で、自分のケアは後回しになっているのではないでしょうか?

もしも、精神科を受診するハードルが高く感じる方は、心の専門家のカウンセリングを受けるところからチャレンジしてみても良いかもしれません。

ウェブカウンセラーの中には無資格者もおりますが、国内最大級のオンラインカウンセリングサービス【Kimochi】なら、公認心理師・臨床心理士限定のカウンセラーなので安心して話を聞いてもらえます。

まとめ:「あなたのまま」で救える人がいる

「元気で明るいOT」だけが正解ではありません。
静かで、穏やかで、患者さんのしんどさにそっと寄り添える「人が苦手なOT」だからこそ、心を開いてくれる患者さんが精神科にはたくさんいます。

自分の性質を責めるのをやめて、少しだけ働く舞台を変えてみる。
それだけで、驚くほど心がラクに、そして自分の仕事に誇りを持てるようになるはずです。

raco.
raco.

あなたの繊細さが、誰かの救いになりますように。

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